IC-275 修理
- Admin
- 7月18日
- 読了時間: 1分
今回は受信が出来無くなった。 FMはザーも言わない。とのご依頼でした。

1)症状再現しました。
送受信不能はPLLのアンロックが原因でした。
2)PLLユニット C16が接触不良です。
C16トリマコンデンサ交換しました。
分解したのでC121トリマコンデンサも交換しました。

3)正常発振しましたので組み立て、テスト中またもアンロック発生。
PLLユニットを再度分解したところ、半田クラックがあり修正しました。
またメインループ発振トランジスタQ6も交換しました。
4)送受信に問題無いことを確認しました。

無線機の「XMITスイッチ」の接触不良がありましたが、
マイクのPTTスイッチを使えば問題有りません。
前期型で何度も修理されており「大切に使用している」事を伺わせる機械です。
過去の修理も「腕の良い」人が行っていた事を感じさせます。
これからもご活躍くださいね!
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