今回は受信感度が悪い症状の様です。
FT900
今回は時間と費用がそれなりに要しました。
が修理完了しました!!!
1)症状再現しました。
2)VCOの発振不良があり調整のためトリマコンデンサを交換しました。
(開けたついでですので4つのVCO全てのトリマを交換しました)
3)VCO2(7.5~14.5Mhz)の発振が止まりません。
結果7Mhzより下は2つのVCOが同時に発振しまともな動作をしません。
VCO1(7.4~0.1Mhz)が発振しているためアンロック表示も出ず、もしも
送信していたらHAMバンド外送信となり危険な状況でした。
4)VCO2の制御電圧が閾値ギリギリでした。
これはマイコンからのデータにゴミが付着しているためと思案します。
原因は経年劣化と思います。
5)VCO2及びVCO3の制御電圧をハッキリON/OFFするためインターフェイスを
フォトカプラで作成し取り付けました。
この作業で各VCOは安定動作するようになりました。
6)各VCOロックレンジ調整しました。
7)昨日VCOが動作するようになりましたので本日感度確認しました。
24~30Mhz以外は正常に動作しました。
8)RFユニット内BPF部のBPF切り替えダイオードD2012が破損しておりました。
D2012交換しました。空電ノイズや近隣での強電界で破損した物と推測します。
9)各バンド受信感度確認しました。
ローカルユニット_ここまでばらすのに時間が掛かりました(;´∀`)
VCOユニット_トリマは全交換
試運転中
不調の原因を探しています
インターフェイス取り付け
回路図が無いので回路の動作確認中
BPF切り替えダイオードの破損
最後に受信感度測定中
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