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FT900修理

  • 執筆者の写真: Admin
    Admin
  • 2021年10月23日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年10月24日

今回は受信感度が悪い症状の様です。


FT900

今回は時間と費用がそれなりに要しました。

が修理完了しました!!!


1)症状再現しました。 

2)VCOの発振不良があり調整のためトリマコンデンサを交換しました。

  (開けたついでですので4つのVCO全てのトリマを交換しました)

3)VCO2(7.5~14.5Mhz)の発振が止まりません。

  結果7Mhzより下は2つのVCOが同時に発振しまともな動作をしません。

  VCO1(7.4~0.1Mhz)が発振しているためアンロック表示も出ず、もしも

  送信していたらHAMバンド外送信となり危険な状況でした。

4)VCO2の制御電圧が閾値ギリギリでした。

  これはマイコンからのデータにゴミが付着しているためと思案します。

  原因は経年劣化と思います。

5)VCO2及びVCO3の制御電圧をハッキリON/OFFするためインターフェイスを

  フォトカプラで作成し取り付けました。

  この作業で各VCOは安定動作するようになりました。

6)各VCOロックレンジ調整しました。

7)昨日VCOが動作するようになりましたので本日感度確認しました。

  24~30Mhz以外は正常に動作しました。

8)RFユニット内BPF部のBPF切り替えダイオードD2012が破損しておりました。

  D2012交換しました。空電ノイズや近隣での強電界で破損した物と推測します。

9)各バンド受信感度確認しました。 


ローカルユニット_ここまでばらすのに時間が掛かりました(;´∀`)


VCOユニット_トリマは全交換


試運転中


不調の原因を探しています


インターフェイス取り付け


回路図が無いので回路の動作確認中


BPF切り替えダイオードの破損


最後に受信感度測定中








 
 
 

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